勉強法

勉強のモチベーションを向上する方法

この記事は
大学受験を控えた高校の生徒さんばかりでなく、
大学受験を控えた高校の生徒さん以外の、中学1~3年生、高校1,2年生のためにも
書いたものです。

特に、勉強のモチベーションが維持できない生徒さんに参考にしてほしいです。
さて、はじめに大事なことを書きます。

「勉強」は、親に
・「勉強しなさい」
・「塾にいきなさい」
といわれて、やっているのでは、勉強のモチベーションは維持できません。

勉強のモチベーションは、
自分が「好きなこと」で、
自主的に「勉強」をする、モチベーション維持のきっかけを作る。
これが大事です。

なんで勉強するの

やる気バリバリの鈴木くん

・鈴木くんみたいに勉強のモチベーションが維持できないなあ・・・
・やる気が続かないんだよなあ・・・

こんなときどうすればいいのかな?
ヒントを述べます。

勉強の「必要性」、「楽しさ」を感じれば、モチベーションが維持されて、自然と勉強を始めるはずです。
社会人は、
・給料が下がったり、
・辞めさせられたら、
大変ですから、
勉強のモチベーションが維持され、
仕事に必要なことを必死に勉強を始めます。
勉強の「必要性」がまさにあるからです(「外的動機」といいます)。

一方、
普段の学校の勉強は、
小中学校までは義務教育です。
高校からは義務教育ではないのですが、

1)部活が楽しい
2)休み時間に友人と話すと楽しい
3)みんなが行くから高校に通っている
などの理由で
毎日、高校へ通学しているのではないでしょうか。それは
それで素晴らしい学園生活なので大いにエンジョイしましょう。
4)もちろん勉強も楽しいと思って通学していると思いますが。

しかし、
もっと高校での勉強が面白くなれば、
勉強のモチベーションが維持され、
ますます楽しくなるはずです。

勉強のモチベーションを維持するにはどうすればいいのかな?

数学、英語などの各学科の勉強も
「楽しさ」を感じることができれば
勉強のモチベーションを維持できます(「内的動機」といいます)。

アリストテレスは、自分の中に「内から突き動かされるもの」があった。だから、自分の中に自然にやりたいことが湧いてきて、研究がどんどん進んだと言われています。

この「内から突き動かされるもの」は、みなさんの場合、何かありませんか?

内から動かされるもの

この「内から突き動かされるもの」は自分の場合なんだろう?と
考えてみましょう。
自分の得意なこと、好きなことをやっているとき、
「内から突き動かされるもの」があるはずです。
たとえば、数学、英語などの勉強で「内から突き動かされるもの」は、ないですか?
必ず、何かあるはずです。

まずは、もし苦手な科目があるのなら、自分の得意なことで動機づけして、勉強を始めてみましょう。

そうすれば勉強のモチベーションを維持できます。

たとえば、英語が苦手な科目だけれども、テニスが好きなら、インターネット検索で
テニスの英文記事を、読んでみましょう。
自分が好きな選手、
例えば、フェデラーや錦織圭のホームページでものぞいてみましょう。
英語のホームページがあります。
あるいは、テニスの技術書で、カラフルな写真や、グリップの持ち方、ステップの踏み方、手首のひねり方などのイラストが沢山ある薄めの英語の本を読んでみましょう。

AMAZONでただ注文しても中身がわかりませんから、大きな本屋さんで立ち読みをしてみましょう。あるいは大きめの図書館にあるかもしれません。

たとえば、

Tennis Fever: Advantages of playing Tennis and how to play Tennis (English Edition) Kindle版
Collin Choi (著) などがよさそうです。
「自分で」選ぶのが一番です。

少々単語が分からなくてもとにかく
「読んでみる」ことです。
テニスバッグにいつも入れてスキマ時間に読むのもいいと思います。
もし、お父さん、お母さん、もしくは兄弟、姉妹も、テニスをやっていれば、
一緒に、読んでみるのも楽しいと思います。
意外と受験英語のように難しい英文になっていないことが分かるはずです。

ちなみに日本の受験英語の長文読解はGMARCH以上だと異常に難しいです。
NATIVEも分かりにくいといっていますから。

どうですか?

なにかワクワクしませんか?

「内から突き動かされるもの」が
好きなことが書いてある英文を読むことで、英語の勉強のモチベーションの維持につながります。
もう少し分かりたいならば、
分からない単語を辞書で調べて
また読み返しましょう。

普段、辞書を引くときはヤル気があまり沸かないのに
積極的に辞書を引き、ここはどんば意味なんだろう?
と自然と勉強を始めることでしょう。

もっと短い英文から慣れたいなら、好きな英語圏の選手や俳優や歌手の、TWITTERやインスタグラムのフォロワーになるのもいいと思います。数行の英文ですからすぐ読めます。
好きなものを勉強のモチベーション維持のきっかけにしましょう

このように

「好きなこと」を「内から突き動かされるもの」としましょう。

「好きなこと」を勉強のモチベーション維持のきっかけとしましょう。

学校の英語の教科書が楽しくなければ
しばらく、自分の大好きなスポーツ選手、歌手、俳優などの
英語の本に没頭してみるとよいです。

1冊、辞書を引きながら、読み切れば
それで
英語が楽しく勉強ができた!
なんて思うことでしょう。

面白そうなところだけでも構いません。

それをきっかけに、英語が好きになります。英語学習のモチベーションを維持できます。
そして、いつの間にか、高校の英語の教科書も
スラスラ読めるようになります。

好きなことに関する英文を読むことにより

→「ヨシ、楽しそうだから、少し読んでみよう」となる

→違う本にどんどんチャレンジする

→英語が好きになる

→すらすら学校の英語の教科書も読めるようになり、その結果、英語の勉強が苦にならないようになる

→英語の勉強のモチベーションを維持できるようになる

→英語の成績が向上する

→そして 志望大学に合格 「ヤッター!」
このような流れを作りましょう。他の科目も同様です。

楽しくやっていきましょう。「楽しさ」が大切です。

実は、英語で伸び悩んでいる高校生で、ラグビー部の生徒さんに、インターネットからラグビーの記事を印刷してそれをテキストにして授業をしたことがあります。

スランプを脱し、早稲田大学に成績推薦で入り、ラグビー部に入って活躍しました。スポーツは国境を越え共通なので、多少単語が分からなくてもすらすら読んでいました。

本来、学校の英語教育もこのように勉強へのモチベーションの維持方法を生徒に示してあげればいいのにと思います。
ちょとした教育の工夫で生徒さんの能力を伸ばすことができます。

しかし、このように勉強へのモチベーションの維持方法を生徒に示すのは、

当塾のような、小さな塾の役割です。

学校や大きな塾はカリキュラムでガチガチですから厳しいでしょう。

当塾では合間を見て、このようなスタイルの英語の勉強も採り入れています。
よろしければ体験授業を受けてみてください。

まとめ

好きなことで、自分を「内から突き動かして」
いきましょう。

・「やらされている」勉強ではなく、すなわち「外的動機づけ」ではなく

・「自らやる」勉強で!すなわち「内的動機づけ」で!

・楽しさを感じながら・・・

さらに着火した火が消えずに、燃え続けるように
モチベーションを維持し、成績が向上するように
していきましょう。

勉強方法のノウハウをお伝えしていきます。

何でもお問い合わせから質問してください。

受験生を応援し続けます。がんばれ!受験生。

ねもやん先生
根本義塾代表

 



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